ポリネシアン セックス
ポリネシアン セックスとは南太平洋諸島に暮らすポリネシアの人々の間に伝わるセックスの奥義を指す。
ポリネシア/ギリシャ語「多くの島々」と言う意味のポリネシアはハワイ諸島、ニュージーランド、イースター島を結ぶ1辺が約8000キロの三角の内側の島々、イースター島をさす。ミクロネシアは太平洋中西部の諸島群で、カロリン諸島、マーシャル諸島などがある
「エロスと精気」
これは男性上位の力を誇示するようなアクロバットな性技ではなく、ゆっくりとした時間の中でお互いの命の声を聞きながら行う静かな愛の形です。
具体的な手法
実際に結合するセックスは普通、5日に1度、中4日はしっかりと抱き合って、肌を密着させて眠り、性器の接触はしない。
セックスをする時は、前戯や抱擁や愛撫に最低1時間をかける。互いの心と体がなじんだ時に女性の中に挿入した後は、最低30分は動かずにじっと抱き合っている。
性交するときは、前戯と愛撫を少なくとも1時間行い、接吻し抱擁し愛咬する。挿入したのちは、男女は最低30分は身動きせず抱き合って、それから前後運動を始める。
オルガスムがあったのちも、長時間性器を結合させたまま抱き合っている。35分ほどこの抱擁を続けていると、全身においてオルガスムの快感の波が次々と押し寄てくるのを感じ初めることだろう。
あなたが男性であれば、射精をしないまま相手と一体になって全身が突然さざ波のように震えるだろう。
そうなれば、体を離さずに震え没入し、震えそのものになるべきだ。その時、2人の体のエネルギーが完全に融合している実感をもつであろう。
男性に勃起力がなくなるような感じになった時、女性に性感がなくなるとき、そのときだけ動きが必要になる。
その場合でも、興奮の波は非常に高い所にだけ置いておき、ただし、頂点まで昇らせてオルガスムとして爆発させるのではなく、心をおだやかにしてエネルギーのなかに身をまかせるのである。
つまり、挿入後に萎えてしまいそうになった時、それを防ぐ為のみ、うごかしてもいいということだ。しかし、そのまま動きに没頭するのではなく、射精に達する前に再び動きを止めて、抱擁を続る。
男女はベットにそれぞれ楽な感じに寝る。2人の上半身は離しておき、骨盤の部分はくっつけ合う。
女性は仰向けになり、男性は体の右側をベットにつけて身を起こす。足はお互の体にからませる。
男性は左足は女性の足の間に割って入り、女性の左足は男性の腰の左に乗せる。互いに相手の負担をかけることなく、くつろげる姿勢であるとこが重要だと言う。
そうして、身動きせずに30分間横になっていると、2人の間にエネルギーが流れるのを感じるようになると言う。
「エロスと精気」副題 性愛術指南
セックスを実践する為の注意点
・事の前にたっぷりとした食事は取らない。
・(行為)は食後数時間、あるいは果実を食べるかお茶を飲んだ後の午前中が次善
・じゃまが入らないよう電話の受話器は外して置く。子供は学校なり映画なりに出かけているのが良い。
行為を始めるアドバイス
・ふたりの体から緊張がとけてきたなと感じ取れたら、キスと愛撫を非常にゆっくりはじめる。
・性器の興奮に集中することではなく、絶えず深呼吸して全身楽にする。
・女性が濡れてきたら、性器同士が触れ合うところから始まり、徐々に結合に向かっていく。ただし、挿入は絶対に必要というものではない。絶対に必要なのは、男性が女性に肉体的に挿入するよりも、性的、情動的、精神的エネルギーの相互挿入のほうである。
性交をしない夜は、男女は同じ寝床の枕側と足側にそれぞれ頭を置いて寝る。
2人とも足をハサミのように広げてV字どうし組む。これならば、互いの性器は最も接近していながら性器の結合はありえず、性器の興奮を抑えられる
1組の男女は1個の電池の半分ずつであることがわかる。特定の仕方であるため2人の普段のセックスよりはるかに強力なエネルギー場に2人は参入出来る事になる。
恋人達が全身の伝達を経験したいと思っているのなら、性器の液体を交換するだけでなく、内密にしている孤独な術策、性的傾向、習慣を互いにあらいざらいさらけださなければならない。
2人にはタブーというタブーを捨てて、互いの目の前で最も内密な想像を表にだしきることが必要だ。
挿入が「本番」と考えられるようになったのは、それが「セックスしている」からではない。それが唯一の生殖の道であり、だから唯一宗教的に是認された道であるからである。
初期キリスト教は、挿入以外の快楽は全て神への欺瞞、倒錯であると説いている。
男性が自分の男らしさを確認する需要な手段の一つがセックスであり、能動的に事を行うべきだと考え、相手を荒っぽく扱って、何度もオルガスムを感じさせたいと思うのが大方の男性であるだろうと。
性交は加工品を作ったり、ビルを建てたりすることに似ている。レンガや台座を積み上げてゆくのである。
(米国の宗教学者 ジェームズ・N・パウエルの著書「エロスと精気」浅野敏夫訳 ・法政大学出版局 より引用)
ジェームズ・Nパウエル/カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校で宗教学を学ぶ。大学で教鞭をとる傍ら、東洋の思想、宗教、宗教のほか、現代文学批評など幅広く活動
お互いに相手の負担をかけることなく、くつろげる姿勢が重要で、そうして、身動きせずに30分間横になっていると、2人の間にエネルギーが流れるのを感じられるようになるという。ウルバン博士はそのエネルギーを「生体電子によるもの」と考えポリネシアン・セックスの基本を次のようにまとめている。
1.男女がお互いの存在を十分に意識してることが、2人の間の生体電子の流れを促進する。
2.一度刺激を受けた生体電子の流れは、2人の間を伝導してひとつの場に融合するのに最低27分を要する。
3.キスや愛撫で刺激された流れは、唇、乳房、胸、腕、足、を流れ、完全なくつろぎと充実の状態をもたらす。その際、挿入や通常の意味での オルガスムは必要ない。
4.生体電子の流れはペニスとヴァギナに流れる傾向があり、、二つの性器を交換して少なくとも27分間動かさずにおけば、2人の流れが融 合する事になる。
5.通常の動きをともなった挿入でも、たとえ男性が早漏気味の射精をしても、ペニスを少なくとも27分ヴァギナから抜かずにおくと、生体電子の流れが融合して、男女とも完全にくつろぎを得る事が出来る。
6.生体電子の流れが融合してひとつの場合になると、挿入をもう一度という欲求は5日間は生じない。
7.性急な性交、生理、排卵によって女性の体の生体電子は昻進する。これが緩和されないと、通常の細胞活動が阻害され、病気を引き起 こすこともある。
8.愛情、脅え、怒りといった心理的要素は生体電子との影響を与え合う。愛があれば、流れは闊達になるが、脅え、怒りなど否定的で後ろ向 きの感情の流れを阻む。
フリードリッヒ・フォン・ウルバン/20世紀初頭のアメリカの医師。いくつかの部族の性習慣などの研究を30年間続け、生体電子エネルギーの流れを活性化させることによって、心身の病を予防したり癒したりする事を見出した
関連書 エロスと精気(エネルギー)―性愛術指南
ジェイムズ・N. パウエル (著) 参照
関連書 サイレント・ラブ五木 寛之 (著)
内容
もっとも美しい大人の性の冒険。ポリネシアンセックスという未知の感動へ-。こころとからだが溶けあう場所。永遠を感じる旅立ちの夜。愛とセックスについて語り合うための、テーブルのような物語。
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関連書 愛に関する十二章 五木 寛之
内容
自分愛からポリネシアンセックスへ、私的ラブスタイルのすすめ。静かに深く結び合う心と身体。人間的な真の感動がここからはじまる。五木寛之が初めて語る愛とSexの思想。『マリ・クレール』連載。
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関連書 エロスと精気 性愛術指南 ジェイムズ・N. パウエル (著)
内容
キリスト教の「原罪」観念のもとに形成された西欧人の性意識を論じ、その対極にある東洋の叡智に学びつつ、オルガスムの呪縛からの脱却をめざす。現代人のための「カーマスートラ」。94年刊の新装版。
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