男女の脳
ヒトの脳は頭蓋内腔が大部分を占めています。
成人で体重の2%ほどにあたる1.2~1.6キログラムの重さです。
男女でも脳に性差が存在します。
脳の質量は、男性が女性よりもやや大きいのです。
男児は、生まれた直後の2日目ぐらいから生後6ヶ月ぐらいまでの間に、成人の半分ぐらい質量のアンドロゲンが、分泌されるからです。
そして脳内での性差である、エストロゲンも脳内で見られます。
このため少年の脳は少女よりも発達が遅く、男女で肉体の大きさに違いがあるように、脳も男性は女性の脳に比べて約12~3%大きい。
そして、脳には約140億個の神経細胞がありますが、脳の細胞は1割程度しかなく、残りの9割はグリア細胞と呼ばれる、栄養を供給する神経細胞です。
人間の脳は1割ほどしか有効に使っていないと言われますが、最近では、脳の大部分は有効的に活用されており、脳の一部分が破損すれば、あまり使われてない部分が代用される事がわかっています。
脳は大きい方が頭がいいと思われていますが、大きさは関係ありません。
ヒトの大脳が類人猿の大脳よりも大きいこと、高齢者の脳がアルツハイマー病などで萎縮することなどからそう思われがちです。
脳の重さは知能の指標とはなりません。
夏目漱石やアルベルト・アインシュタインの脳は彼らの死後も保存されていますが、その重さを量ってみても正常の範囲です。
またクジラやゾウは、ヒトより重い脳を持っています。
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