恋愛に悪を求める
女性は男性に対して悪っぽさや、不良性を求める所があります。
悟空よりベジータ、アムロよりシャア、影を背負った悪役に魅力を感じてしまう。
女性がちょっとワルのにおいがする男に弱いのはなぜ?
「人に惹き付けられる要因のひとつに、自分に足りないものを求める、“相補性”というものがあります。一般的に女性の方が、法律やルールに対して従順な人が多いので、ちょっと乱暴で、我が道を行くような男性に自分にはない魅力を感じるのでしょう」
普段はワルそうな男性がたまに見せるやさしさにキュンとしてしまう。
「それはギャップです。心理学の理論に、“利徳の原理”というものがあるんですが、最初にわざと相手と反対の意見をいっておいて、最終的には賛成にまわり相手の味方になります。すると相手は、ずっと味方だった賛成意見を貫いていた人よりも、意見を翻した人の方に好感を持つんです。マイナスからプラスに転じたことで、獲得した総合点(利得)が多くなるんですね」
「法律を簡単に破ったり、弱い者イジメをするなどの本当のワルはモテません。なぜなら、女性は本能的に、良い父親になれそうな男性を求めているから。世の中に適応できないような本当のワルでは、生活能力が高いとはいえませんよね。モテるワルとは、最低限のマナーを心得ているもの。それでいて、他人の領域にズカズカと接近していくずうずうしさ、“積極性”をかね備えているんです。女性に対して消極的な男性が多い昨今、あくどいまでに恋愛に能動的な男性は、ワルでなくてもモテるんですよ」
心理学者の富田 隆先生(談)
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